・日本3大和牛の1「米沢牛(よねざわぎゅう)」の伝統は、明治のはじめにひとりの英国人教師が自然豊かな雪深い里、山形県米沢の地を訪れたことから始まりました。
上杉鷹山が開校した興譲館中学に、英語教師として教鞭を執ったチャールズ・ヘンリー・ダラス氏が和牛肉を食べたのが食用としての米沢牛の始まりでした。当時米沢では、四つ足の動物は食べないとされていましたが、あまりのおいしさに驚いたダラス氏はその後、任期を終えて米沢を離れる際に、一頭の牛を横浜に連れて帰ったといいます。それがきっかけとなり米沢牛のおいしさは全国に広まっていったのです。
・米沢牛と名乗る為には下記の厳しい条件を全て揃える事が必要です。
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1.飼育者は、置賜三市五町(※1)に居住し米沢牛銘柄推進協議会が認定した者で、登録された牛舎での飼育期間が最も長いものとする。
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2.肉牛の種類は、黒毛和種の未経産雌牛とする。
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3.米沢牛枝肉市場若しくは東京食肉中央卸売市場に上場されたもの又は米沢市食肉センターでと畜され、公益社団法人日本食肉格付協会の格付けを受けた枝肉とする。
但し、米沢牛銘柄推進協議会長が認めた共進会、共励会又は
研究会に地区を代表して出品したものも同等の扱いとする。
また、輸出用は米沢牛銘柄推進協議会が認めたと畜場とする。 -
4.生後月齢32ヶ月以上のもので公益社団法人日本食肉格付協会が定める3等級以上の外観並びに肉質及び脂質が優れ ている枝肉とする。
・品質と伝統を守る為作られた厳しい認定基準により米沢牛を海外に出す為のハードルは非常に高いですが
それだけ価値もあります。
Yamasakiが惚れ込み、タイのフーディーを唸らせた米沢牛
輸出可能国
Thailand, Macau, Singapore, Taiwan, Hong Kong,
USA, Canada, Philippines
EU*(とちぎ・群馬食肉センター使用なら可能)