ご挨拶
KY Nextは3名で2020年1月に発足された新しい事業会社です。
元々我々3人の出会いは、飲食業界の仲間でした。
もう15年程前のことです。
あの当時は日本全体がまだ活気に満ち溢れており、飲食業界だけでなく様々な業種もインバウンド効果により
観光客増加・ホテル建設のラッシュ、民泊事業の自治体の認可などやっと「諸外国人観光客」の受け入れる体制の基盤整備がととのったそんな時期でした。
しかしあまりにも観光客目当ての商売というものは、我々日本人にとっては受け入れがたいといいますか、
伸び伸びとした生活環境がどこか崩れていく。そんな足音がひしひしと伝わっていくそんな序章段階でありました。そして取り込む為の過度なサービス内容の拡販により小さな個人事業主様、都会から離れた
農家様や畜産業、漁業者の方々がより一層苦しめているのは事実であります。
税金が上がれば費用も上がり、売り先がなければ撤退せずを得ない。
そんな状況からの
「コロナウィルス」です。
この深刻な状況は、只ニュースで広がってるだけでなく、日本が誇る国の宝「特産品」までもが
滅びる程の影響になり得るかも知れないのです。
自然の残る地方の生産には都会には無い
「素晴らしい知恵」と
「語り継がれた伝統」があります。
それらを守る事は日本の文化を守る事でもあります。
我々はそんな生産者様と将来の子供たちの未来そして後世に対して、昔からある場所、語り継がれた伝統、
歴史を伝えていきたい。
そして、「Made in Japan」という商品を通じて、世界各国の様々な人種の方々が、手を取り合い、励まし合い、共に前に進んでいくきっかけを創る。
そんな、地域創生、伝統創生の架け橋になるように、コミュニティーを通じて、これからも発信していきたいと強く思います。
1人でも多くの方々が健康であり、厄災から逃れられるように、心よりお祈り申し上げます。
2020 KY Next LLC
CEO 松原 慶典
我々が目指すもの
松原精肉店と生産者
当社は、数ある「黒毛和種」の中でも、飼育期間.生産者.肥料.環境.特に血統なをを吟味しております。数ある日本の牧場の中で、生産者により飼育方法は異なります。そこで我々は、実際に生産者様の目線で物事を判断すべく実際に足を運び、生活環境を体験した中で、より良いコストパフォーマンが高い和牛と、信頼の於ける生産者様との良好な信頼関係を築き上げ、多種多様な品種の和牛を扱う事に成功しました。
和牛解体.枝肉の購入には
決められたと畜場許可が必要
近年、日本の和牛を海外向けに輸出すると畜場は増えてまいりました。しかしその許可を持った屠畜場は、日本全国の都道府県別により、輸出.輸入取り扱いできる国は異なります。
更に和牛の銘柄により、許認可申請も異なりますので、一筋縄には行きません。
海外へ輸出出来る企業が必要
例えば、どこの国でも日本の商品を海外へ輸出する場合、指定免許を持っ企業に依頼する必要があります。精肉商品に限っては、原産地証明書.検疫検査など、肉費用以外にも大幅に経費がかさむことを理解しなくてはなりません。輸送費の他にも、保管費用.冷蔵での輸出に関しても、冷却機能なども必要不可欠です。
海外に輸入出来る
受け取り側の企業が必要
例えば、日本からタイへ和牛を輸入する場合、肉のみを保管登録免許を持った企業に依頼する必要があります。これはどこの国でもそうですが、自国に輸入された商品は、安全なのか?危険物ではないのか?違法ではないのか?など厳しい検査をクリアーする必要性があります。
和牛の仕様目的を、今一度考える。
近年和牛ビジネスは、凄まじい勢いで世界各国に広がっていると同時に、厳しい現実を叩きつけられる事も少なからず御座います。当たり前のことですが、牛1頭には限られた重量と部位しかございません。大切に育て上げられた生産者様の思いを加味しながら、飲食店経営者様なら今一度1つの商品の見せ方.商品開発。卸商社様なら、販売先の確保、加工食品の開発など。余すところなくご使用されることを願うばかりです。
小売り業者から買う
もちろん和牛を扱う卸問屋は海外に沢山ありますから少量で買うことが出来ます。しかし一般的に需要がある「柔らかいお肉.希少価値の高いお肉」は数に限りがありますし、求めている側の数が多くまりますので、お値段は必要以上に高騰いたします。
あなたのお店で和牛をお客様に食べさせたい、お店の売りにしたいと思っても美味しいものが出せなければやる意味がないですよね。